「休むと置いていかれそうで怖い」「せっかくの休日なのに仕事が頭から離れない」…そんな“休むのが苦手な人”には、真面目さゆえに陥りがちな「5つの思考の癖」が潜んでいます。このまま走り続けると、いつか心身が限界を迎えてしまうことも。過労を防ぐために見直したい心のブレーキの正体と、心からリフレッシュして自分を守る考え方のヒントをお届けします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
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休むのが怖い・休めない人の「5つの思考癖」
「休むのが怖くてなかなか休みがとれない」「休んでも心から楽しめない」という方もいるのではないでしょうか? 今回は、そんな「休むのが苦手な人」に共通する5つの思考の癖と、それぞれの考え方のヒントについて解説します。
1. 「何もしない時間」が苦手
休んでも特にやることがなく、「時間がもったいないから」とつい仕事を入れてしまうタイプです。やることがない状態に落ち着かず仕事をしてしまうのですが、この考え方のままだと常に働き続けることになり、気がつけば過労やうつ病の入り口に立っていた、という事態にもなりかねません。
【考え方のヒント】
仕事に適応しすぎて、自分の時間の使い方がわからなくなっている状態です。将来、第一線を退いて自由な時間ができたときのためにも、まずは「空いた時間をしっかりとキープする」練習から始めましょう。すぐに思いつかなくても構いません。日頃から趣味を探したり、自分に合った休日の過ごし方のバリエーションを広げるトレーニングをしておくことが大切です。
2. 過剰な責任感
「自分が休むと仕事が回らない」「誰かに迷惑がかかる」という意識が強く、すべてを自分で抱え込んで職場から離れられないタイプです。仕事ができるようになって立場が上がるほど、この責任感はさらに強固になり、倒れるまで休めない体質になってしまいます。
【考え方のヒント】
仕事は「お互い様」です。誰かが急に休むことがあればあなたが穴埋めをするように、あなたが休むときも誰かがカバーしてくれます。まずは「休むこと」を前提にスケジュールを組みましょう。先に休む日を決めてしまい、それに合わせて業務を割り振るなど、意識的に自分の時間を確保する調整力を身につけることが重要です。
3. 置いていかれるという焦燥感
とくに若い時期や新しい環境に入ったばかりの頃に多く見られます。「同期がどんどん出世している」「周りが評価されているのに」と他者と比較し、休むと置いていかれると焦ってしまうタイプです。
【考え方のヒント】
有能で自分らしく活躍している人ほど、実は「ゆるゆるしている時間」を意図的につくっています。仕事はゴールのない持久戦、いわばマラソンのようなものです。今週だけ頑張る短期決戦ならまだしも、長く働き続けるには「サステナブル(持続可能)」なペース配分が一番大切です。焦燥感だけで走り続けると、いつか体調を崩してしまいます。



