海外大学への直接進学も視野に

静岡から本格的に海外大学進学を目指す「インターナショナルコース」を新設静岡から本格的に海外大学進学を目指す「インターナショナルコース」を新設 写真提供:静岡聖光学院

――静岡聖光学院は来年から大きく国際化に向けて舵を切るわけですが、他にどのような取り組みを行っているのでしょう。

工藤 中学生のうちにも短期留学ができるよう「グローバルイマージョンプログラム」として、多くの中長期の留学プログラムを用意して海外大学進学も目指します。

 イギリスのパブリックスクールであるイートンカレッジやハロースクールの他、カナダやオーストラリア、マレーシアやインドネシア、フィリピンなどでの研修も用意されています。アメリカではシリコンバレーやボストンなどを回るアントレプレナー研修もあります。インド、イタリアでは9つの国の高校生が集まって模擬国連サミットを開いたこともあります。

――どのような生徒が集まりそうでしょうか。

工藤 保護者に海外経験があるような、英語で学ぶ世界に通用するようなアカデミックな力を身に付けたいと思われる海外志向の強いご家庭でしょうか。この他にも、IELTS受験対策コースや、海外大の医学部で学びEUの医師資格を取得するコースなどの選択肢も用意しています。

――26年から高校での募集も再開したようですが。

工藤 国際性を第一に、多様な形で生徒の構成を考えて、高校では10~20人程度を募集します。26年の新入生11人のうち、6人はラグビーをやりたくて入ってきました。うちのラグビー部は全国高等学校ラグビーフットボール大会に出場経験があり、花園のラグビー場に行っています。

――工藤先生は県境をまたいで、横浜と静岡両校の校長を兼任していますが、大変ですね。

工藤 新幹線なら「新横浜」「静岡」間は40分。横浜から静岡聖光学院に通っている生徒もいますし、静岡駅から聖光学院に新幹線通学の生徒もいますので大丈夫です(笑)。

――次回はセントメリーズのデイヴィス校長も交えて、兄弟校の様子を伺いたいと思います。

修道士会の創始者ラムネ―(La Mennais)神父の名前とこれまで学園に関わってきた修道士の顔写真。現在日本に残っているのは高齢の3人のみとなった修道士会の創始者ラムネ(La Mennais)神父の名前とこれまで学園に関わってきた修道士の顔写真。現在日本に残っているのは高齢の3人のみとなった