さらに、2015年の辺野古コースに参加した生徒の感想の中には、「ヘリ基地反対協議会の共同代表をされている安次富さん」と具体的に名前を挙げた上で、その方から基地に反対する理由を聞いたと記述がある。

 ここで言及されている「安次富さん」とは、今回の事故後に協議会が会見を開いた際にも出席していたあの安次富浩氏のことと思われる。

2018年~:金井創氏との関係

 2017年まで開会礼拝の講演を担当していた金城重明氏(渡嘉敷島の集団自決(強制集団死)の生還者)に代わり、2018年から故・金井創氏(抗議船「不屈」の船長)が開会礼拝で講演を行うようになった。2018年時点で金城重明氏は90歳手前だったが金井氏との交代が年齢によるものか、別の理由かは不明。

 戦争体験者としての金城重明氏に代わり、どのような理由で誰が金井氏に依頼をしたのか。開会礼拝という場での講演を委ねた経緯について学校側に質問を投げているが、回答は得られていない。

 金井氏による開会礼拝の講演は、2018年から2026年まで、コロナによる中止の3年を除き、今年まで毎年行われてきた。

 また、開会礼拝に初めて招かれた2018年には、辺野古テント村を訪れるコースの講師としても名前が記載されている。

 2023年以降は、辺野古テント村からボートに乗る形式に変更されているが、これは金井氏の提案を学校が受け入れたものだと、西田校長が記者会見にて説明している。2023年、2024年、2025年(雨天でボートは中止)、2026年と、同じ形式で継続されてきた。

辺野古コースの偏り

 辺野古コースは、過去の実績を見てみても、一貫して基地反対派の意見のみを聞くコース設定となっている。

 3月17日の記者会見でもすでに明らかになっていたが、「多角的な視点」を掲げつつ、実態は教育の中立性から乖離している。

続きは後日