宇多田:Uh and then I got to a point where I realized, oh well, I don’t have to pick A or B. It can be both or it can be A sometimes and then B sometimes or so like instead of trying to get rid of these, you know, options or paradoxes because.
それで気づいたの。ああ、別にAかBかを選ぶ必要はないんだって。両方でも良いし、時にはAで時にはBでもいい。こういう選択肢やパラドックスを無理に排除しようとする代わりにね。

ロウ:They can’t both exist.
両立は不可能だね。

宇多田:Yeah. Like they can exist together and that's what we’re supposed to be doing in life. That’s freedom.
うん。それらは共存できるのよ。それが人生でやるべきことなの。それが自由ってこと。

 実際に声に出して英文を読んでみると、分かっただろうか?ネイティブスピーカーのように流ちょうに話すには、英語の文法や表現よりも「発音」と「イントネーション」をマスターすることが重要だということだ。少なくとも筆者はそう考えている。

 一方で、言葉使いは人となりを表すものだ。宇多田さんの自然体で飾らない、まっすぐで純粋な人柄は、話し方にもよく表れている。

 そこで矛盾してしまうが、発音やイントネーションは必要以上に気にせず、「自分の考えを自分の言葉で話す」のが、ある意味で最もネイティブスピーカーっぽいとも思う(発音さえ間違っていなければ、多少のアクセント・なまりがあっても通じる)。何より英語が上達するコツは、失敗を恐れず、好奇心を持つことだろう。