17万人を分析してわかった、「評価されるメール」とは?
できるだけ丁寧に長文でメールを書く。
少しでも早く「即レス」を心がける。
多くの人はこれが良い仕事の仕方だと思っているが、実は「仕事ができる人」は全く別の行動をとっている。その答えを明かすのが、『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』(ダイヤモンド社)だ。日本マイクロソフトの元役員であり、著書が累計130万部を突破した「働き方」の専門家・越川慎司氏が、17万人以上の行動データを徹底分析して導き出した1冊。今回は同書から、確実に相手から返信をもぎ取る「メールの特徴」を特別に紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・石井一穂)
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「仕事ができる人」のメールの習慣・ベスト1
メールで「丁寧に長文を書く」ことや、「とにかく即レスする」ことが良いと思っている人は少なくない。
一方で、職場で圧倒的に評価されている「一流」たちの習慣は、少し違う。
彼らは送ったメールの「振り返り」を徹底し、自分の書き方をアップデートしている。
『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』には、こう書いてある。
件名、本文の長さ、送信時間、何が悪かったのか。返信がこなかったメールを分析して、改善の種に変えていたのです。
――『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』より
たとえメールの返信がこなくても、相手のせいにはしないのだ。
「確実に読まれるメール」のポイント
では、そんな彼らが行き着いた「読まれるメール」とは、一体どのようなものなのか。
越川氏が、期待されている人たちのメールをさらに分析してみると、以下の法則が見えてきたという。
また、以下の特長も判明しました。
● 本文は一般社員より32%短い
● 冒頭で結論を提示し、その後3点箇条書きで整理
● 最後に「誰が・何を・いつまでに」を明記
――『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』より
ダラダラと長い文章は書かない。
本文を「32%短く」し、結論と内容を明確にし、相手がスマホ画面でも瞬時に判断できるように配慮しているのだ。
一流は「送る時間」にまでこだわっている
また、一流たちは「メールを送る時間」にも、確固たる法則を持っていた。
どれだけ中身が優れていても、相手が忙しい時間帯に送れば他のメールに埋もれてしまうからだ。
メールの開封率が最も高いのは「9時の始業前」「昼休み明けの13時半」「午後の会議が始まる前の16時台」。逆に昼休み直後や金曜夜は埋もれやすい。
期待されている人たちはこの事実を知っているため、月曜日の9時前に送信予約をする習慣を持っていました。
――『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』より
仕事ができない人は、自分の好きな内容を書き、好きなタイミングでメールを送る。
一方で、評価される一流は、メールの開封率が高い「9時の始業前」「昼休み明けの13時半」「午後の会議が始まる前の16時台」を狙って送っていた。
内容もタイミングも、「相手が最もラクで、すぐに動ける」ことを大事にしていたのだ。
その小さな差が、成果や評価を大きく分けているのである。
『815社17万人を分析してわかった 会社から期待されている人の習慣115』にはこの他にも、周囲に信頼され、評価されている人の習慣が115個収められている。
「私はもっと評価されていいはず」と感じている人は、多くの気づきが得られるだろう。
● 件名や本文の冒頭に「P(要点)・R(理由)・D(期限)」を入れてみる
● メールの送信を、開封率の高い「13時半」か「16時台」に狙いを定めてみる
(本稿は、書籍『会社から期待されている人の習慣115』の一部を引用したオリジナル記事です)
株式会社クロスリバー 代表取締役社長
日系通信会社や外資ベンチャーなどを経て2005年にマイクロソフト米国本社へ入社。その後、日本マイクロソフトの役員としてExcelやPowerPointなどの事業責任者を務める。2017年には週休3日・複業を実践する会社、株式会社クロスリバーを設立し、800社以上の働き方改革を支援。年300回以上提供する企業向けオンライン講座の受講者満足度は平均96%、行動に移す受講者は95%以上。著書は『世界の一流は「休日」に何をしているのか』(クロスメディア・パブリッシング)や、『AI分析でわかった トップ5%社員の習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)など33冊、累計130万部。NHK、TBS、テレビ東京、PIVOT、NewsPicksやReHacQなどメディア出演多数。










