やる気を出してきた?
統合予定の大和ネクストとオリックス銀行
一方で、キャンペーンではない、通常金利が高めの銀行についても触れておきたい。まず注目したのは、4月に大和証券グループに買収され、大和ネクスト銀行の子会社となったオリックス銀行だ。
統合予定の2行だが、1年物定期預金では悪くない金利を出している。大和ネクスト銀行が年1.2%。オリックス銀行はスーパー定期1年物で年1.05%。いずれも期間限定のキャンペーンではなく、通常金利としてだ。
同様に、東京きらぼしフィナンシャルグループのUI銀行が、1年物の定期で年1%(1000万円未満)だ。もはや通常金利であっても1%が当たり前なスタンスになりつつある。
実は、年1.2%を超えている銀行もある。東京スター銀行の通常金利は、1年物定期が年1.3%と高い(インターネット限定)。
他方、みずほ・三菱UFJ・三井住友の3メガバンクの1年物定期は年0.4%と、まだまだ1%には届かない。メガバンクの立ち位置は、あくまで「貯める」銀行ではなく、お金の出し入れを担う「使う」銀行といえるだろう。
通常金利が高い銀行まとめ
6月9日時点で、通常金利が高めの銀行(全て1年物の定期預金)。
◆東京スター銀行
年1.3%(インターネット限定)
◆大和ネクスト銀行
年1.2%
◆オリックス銀行
年1.05%
◆UI銀行
年1.0%
他にも“穴場的”なのが、地方銀行のネット支店だ。よく探すと年1.0%超えの金利が出ているケースがある。
とはいえ、ほとんど使わない口座をむやみに増やすのは悪手だと筆者は思う。なので、コンマ以下の競争にこだわりすぎないほうが身のためだ。
8月3日「ドコモSMTBネット銀行」
新スタートキャンペーンに期待大
ところで、8月にはあるイベントが待っている。住信SBIネット銀行「d NEOBANK」が新しい銀行名に変わるのだ。8月3日から「ドコモSMTBネット銀行」となり、名実ともに“ドコモ銀行”として経済圏の要となっていく予定だ。
今後は銀行サービスの利用でdポイントが貯まるとか、ドコモ回線やdカードと連携したポイント優遇プログラムなどが展開される可能性がある。夏のキャンペーン金利とは別で、新銀行名スタート記念・定期預金が始まるかもしれないし、金利ではなくdポイントを高還元で付与するキャンペーンもあり得る。
ドコモ側の狙いは、通信とカードの稼働強化につなげることだろう。となると、ドコモ回線利用者への特典や、dカードのステイタス(ゴールドやプラチナ)ごとに預金金利を優遇するなども考えられる。いずれにしても、どんな花火が打ち上がるか大いに注目したい。







