「人生を本当の意味で楽しむ」ために必要なことは、「自分を第一優先する」ことだ。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか?
その答えが、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』(クリス・ギレボー著、児島修訳)にある。本稿では同書から特別に一部を公開する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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「人生後半」が面白くなる人の特徴
自分の人生が、あまり面白くないと感じている人は少なくないだろう。
仕事は昔より慣れてきた。お金にも少し余裕が出てきた。
それなのに、「毎日が同じことの繰り返しだ」と感じる人が少なくない。
朝起きて、仕事をして、帰宅して、寝る。
休日は疲れを取るだけで終わる。
気づけば、人生の楽しみは「週末までおあずけ」になっている。
だが、人生後半がどんどん面白くなる人は少し違う。
彼らは、楽しみを夜や休日だけに閉じ込めていないのだ。
平日の昼間に散歩をする。カフェで本を読む。美術館に立ち寄る。
そんな小さな非日常を、意図的に日常の中へ取り入れている。
人生の充実感は、自由な時間の量だけで決まるわけではない。
「いつもと違う時間」をどれだけ持てるかで、大きく変わるのである。
平日の日中に自由時間をつくろう
では、そのためには具体的に何をすればいいのだろうか。
おすすめなのは、「平日の日中」に自由時間をつくるという習慣だ。
たいていの人は、平日の日中の大半を仕事に費やすことが当たり前になっているだろう。そのため、自由時間と聞いて頭に浮かぶのは夕方以降や週末になる。そこで提案がある。自由時間の優先順位を上げて、日中の仕事時間の一部を自分のために取り戻してみるのだ。まずは午後に1時間休憩を取るなどして、小さなステップから始めよう。可能なら、散歩に出かけたり、ヨガのクラスに参加したり、美術館に行ったりしよう。
普段の仕事の合間に、これまではしてこなかったようなことをしてみよう。映画を鑑賞するのもいい。できれば、映画館で観よう。いつもはパソコンに向かっている平日の午後に映画館にいると、普段とは違った気分を味わえる。できれば毎週、このように自分の時間を取り戻す機会をつくろう。もちろん、これは誰にとっても可能なわけではない。しかし、何らかの方法でそれができるのなら、ぜひ試してみてほしい。そして、どんな気分になるかをたしかめてみよう。
人生後半がどんどん面白くなる人は、「いつか自由になったら楽しもう」とは考えない。
仕事が落ち着いたら。定年になったら。時間に余裕ができたら。
そう考えているうちに、人生はあっという間に過ぎていく。
だからこそ、平日の昼間に少しだけ自分のための時間を取り戻してみたい。
たった1時間でも、いつもと違う景色に触れるだけで、毎日は驚くほど新鮮になる。
人生後半を充実させる秘訣は、特別な出来事を待つことではない。
日常の中に、小さな自由と楽しみを先に予定することなのである。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)









