子どもの切り替えの早さに
大人もこうありたいと思う
小島よしお 作
泣いていると思っていたら笑ってる
見習いたいよその切り替えを
――歯磨きのときは、ほぼ確実に泣きます。心を鬼にして磨きますが、終わって1分もしないうちに好きなパズルや絵本で笑っているので、切り替えの遅い私は羨ましい。
泣いていると思っていたら笑ってる
見習いたいよその切り替えを
――歯磨きのときは、ほぼ確実に泣きます。心を鬼にして磨きますが、終わって1分もしないうちに好きなパズルや絵本で笑っているので、切り替えの遅い私は羨ましい。
「泣いていると思っていたら笑ってる」という上の句で、子どもの“あるある”を簡潔かつわかりやすく表現しています。
下の句の「見習いたいよその切り替えを」は、倒置法を使って工夫されたようですが、ここは順序を入れ替えず、次のような通常の言い回しのほうがいいと思いました。
泣いていると思っていたら笑ってるその切り替えを見習いたいよ
「その切り替えを」の「その」は、「泣いていると思っていたら笑ってる」という状況を指しています。ですから、「泣いていると思っていたら笑ってる」と「その」は、あまり離れないほうが情報がスムーズに入ってきやすいのです。
泣いている子どもを見て、親は機嫌を直してあげようと思うものの、解決策を見つける前に本人はケロリと笑っている。たしかに大人も、こうありたいものですね。
俵万智 作
「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ
『オレがマリオ』
「オレが今マリオなんだよ」島に来て子はゲーム機に触れなくなりぬ
『オレがマリオ』
息子が小学生のときの歌で、やはり切り替えに驚いた経験です。ある時期、沖縄の石垣島で暮らすようになって、大好きだったゲーム機に触らなくなりました。なぜかと聞いたら、このような答えが返ってきたので、生け捕りにしました。大自然の中で、自分がゲームの主人公のような気持ちだったのでしょうね。
子どもの口ごたえは
成長していることの証
澤穂希 作
口ごたえ増えた分だけ大きくて
少し寂しい親心かな
――口ごたえが増えてきた最近の娘。成長のひとつだなと実感していますが、少しずつ手が離れていく寂しさを感じます。わかっているけど、感情が追いつかない親心です。
口ごたえ増えた分だけ大きくて
少し寂しい親心かな
――口ごたえが増えてきた最近の娘。成長のひとつだなと実感していますが、少しずつ手が離れていく寂しさを感じます。わかっているけど、感情が追いつかない親心です。
どんな子どもも小さい頃は、親の言うことが絶対で、疑うことを知りません。それがいつの日からか、「自分はこう思う」と自己主張するようになったり、親の意見に反発するようになったり。







