忙しすぎて指示を求めていられない……!
率先して仕事を探す
みやーんZZ著『タイミーさんが見た世界』
「食堂オープンまであと○分!」「ヤバい、間に合うか?」などの声があちこちで上がる中、社員さん、バイトの皆さんと力を合わせて大量のお弁当の仕込みを行い、なんとか時間内に全てのお弁当を完成させることができました。
テーブルにお弁当を並べてほっと一息ついていると、先輩バイトさんに呼ばれ、議員会館内の会議室へお弁当の配達をすることになりました。
カートにお弁当やお椀などを乗せて指定された会議室へ運び、テーブルにお弁当とお吸い物のお椀、お箸、お手拭きなどを丁寧にセットします。どうやら議員さんと支援者の方々がこの会議室でお昼のお弁当を食べながら、懇親会のようなことをするみたい。
設置が完了したあたりで議員さんと支援者の方々が会議室に入っていらしたので軽く会釈をしつつ、バイトさんとともに会議室を退出しました。
配達を完了して食堂に戻ると、すぐに食堂オープンのお時間になりました。
予約していた方以外にも一般のお客さんや国会関係者など、たくさんの方々が早速ご来店。社員さんや先輩バイトさんがお客様のオーダーを取っていくので、僕は料理を各テーブルに運びます。厨房前に待機していると出来上がった料理がお盆に乗せられて出てくるので、伝票をチェックしてその席番号まで料理を運び、お客様に提供すればOK。
予約をされていた団体の方々も次々にご来店されるので団体名を伺いつつ、その団体名で予約されているテーブルにお通しします。テーブルにはすでに予約されていたお弁当がセットされているので、人数分のお水をコップに入れて提供します。
お食事が済んだテーブルでは、食器をワゴンに積んで回収。テーブルをアルコールスプレーで消毒してふきんで拭き上げ、食器を乗せたワゴンを厨房横の仕分けゾーンに移動させて残飯を捨て、食器ごとに分別して置いておきます。
この食器がある程度たまったら、洗い場へと持っていき、洗浄作業をするようですがそれは厨房の方の担当のようでした。
とにかくものすごい数のお客さんがご来店になってお食事をされるので、お昼のピークの時間帯はまさに戦場のような忙しさ。料理を運びつつ、各テーブルの片付けをする作業が全く追いつかず、社員さんも先輩バイトさんも殺気立っています。
いちいち皆さんに指示を求められるような空気感ではないのでとにかく率先して仕事を探し、進めないと話になりません。







