フェーズで「今は何に集中する期間か」を明確にし、マイルストーンで「いつまでに終わらせるか」を管理する。この2つを組み合わせることで、長期的な目標でも迷わずに進むことができます。
マイルストーンが明確になれば、そこに向けてやるべき行動を逆算することができます。
「3月末までに参考書を終わらせるには、週に2章ずつ進める必要がある」
「6月は仕事が忙しくなりそうだから、過去問フェーズは少し前倒ししよう」
つまり、中間目標(マイルストーン)を設定することは、「行動計画を引き出す装置」になるのです。
目標を達成できない人は
7つのステップを飛ばしている
目標を立てても行動につながらないのは、「目標」と「計画」の間にある溝を飛ばしてしまうからです。中間目標を軸に両者をつなぐ正しいステップを整理します。
多くの人は、目標を立てたらすぐに計画を立てようとします。しかし、目標と計画の間には大きな“溝”があります。
「2年以内に年収を上げたい」という目標に対し、いきなり「毎日早起きする」という計画を立てても、その溝は埋まりません。
目標と計画を直接つなごうとするのは、地図も持たずに登山を始めるようなもの。まずはその間にある“溝”を埋める必要があります。
目標達成プロセスの正しい手順は、次の7つのステップです。
『目標達成の全スキル』(横山信弘、日本実業出版社)
1.目標を設定する
2.中間目標を設定する
3.課題を設定する
4.課題ごとに行動目標を決める
5.計画を立てる
6.スケジュールに落とし込む
7.効率よくタスクを処理する
まずは、この大きな流れを頭に入れておいてください。
1つでも省略すると「がんばっても、なかなか目標達成が見えてこない」という状況に陥ります。大切なのは、溝を埋めながら前進すること。そのために中間目標という「経由地」を置き、少しずつ橋をかけていくのです。
目標達成の本質は、最初から完璧な計画を立てることではありません。むしろ、立てた目標と現実との“溝”を、少しずつ埋めていくプロセスにこそ意味があります。中間目標(経由地)の考え方を使えば、どんなに遠いゴールでも、確実に近づくことができるはずです。







