「幸せが遠ざかる」ことには、理由がある。
人生は、思っているよりもずっと短い。限られた時間を「自分第一」で生きるためにはどうしたらいいのだろうか? 本記事では、「一度きりの人生を自分のために使う」ことを実現するヒントを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・佐藤里咲)
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幸せな人が意識していること
「もっと頑張らなければ」
そう思いながら生きている人は少なくない。
たまたま仕事がうまくいかなかった日。集中できなかった日。思うような結果が出なかった日。
そんな一日だけを切り取って、「自分はダメだ」と結論づけてしまう人がいる。
しかし、それは株価を1日だけ見て会社の価値を判断するようなものだ。
人生には調子の波がある。
うまくいく日もあれば、うまくいかない日もある。
それなのに、一時的な失敗や不調だけを見て自分を過小評価してしまうと、少しずつ自信を失い、挑戦する意欲まで失ってしまう。
一方で幸せな人は、今日一日の出来不出来だけで自分を判断しない。
もっと長い時間軸で、自分の成長や努力を見ているのである。
長い時間軸で自分を評価しよう
そのために役立つのが、次の考え方だ。
長い時間軸で自分を評価する
予定通りにいかない日というものはある。交通が混乱し、緊急事態が発生し、大切なプロジェクトに注ごうとしていた注意力を別の何かに向けざるを得なくなることがある。毎日を、エネルギーに満ちた青信号の日にできるとは限らない。それが人生なのだ。思い通りにいかないのは周りの世界だけではない。あなた自身の心身の調子も、ホルモンバランスや食事、年齢などの生物学的要因によって左右される。調子のいい日もあれば、悪い日もある。だから、たった1日だけで自分のことを評価するのは、あまり意味がない。
1日単位ではなく、もっと長い視点で自分をとらえよう。データのサンプルサイズを増やそう。自分の仕事と人生は、今日1日ではなく、数週間、数か月、数年の単位で評価しよう。
幸せな人とは、毎日絶好調な人ではない。
調子の悪い日があっても、それだけで自分の価値を決めない人である。
本当の自分の姿は、今日一日ではわからない。
数週間、数か月、数年という長い時間のなかで見えてくる。
だからこそ、うまくいかない日があっても焦る必要はない。
幸せを遠ざけるのは、失敗そのものではない。
たった一日の結果だけで自分を評価し、自分の可能性を過小評価してしまうことなのである。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)







