「悩まない人に変わる画期的なメソッドだ!」と話題になっているのが、全世界150万部突破・39か国刊行のベストセラー『STOP OVERTHINKING ―― 思考の無限ループを抜け出し、脳が冴える5つの習慣』だ。そこで、ライター柴田賢三氏に「本書のお役立ちポイント」を読み解いてもらった。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)
Photo: Adobe Stock
暇つぶしにLINEで愚痴る先輩
以前、精神的に不安定になった知人からの電話に困ったという話を書いたが、四六時中届くLINEのメッセージもやっかいだ。
実は、ここ数年、ある先輩から届くLINEに悩まされていた。
政治のニュースをシェアしたうえで、総理大臣や閣僚、政界全体に対する不満を書き連ねてくる。
昔から世話になっている人なので、《そうですね》《けしからんですね》程度の返信はするが、相手の文面はどんどんヒートアップ。《この総理を降ろさなきゃ日本は滅びますよ》とか《○○が諸悪の根源だ》などと、連チャンで送りつけられる。
しかも昼夜を問わず、休日のまったりしている時間帯だろうがおかまいなし。それもそのはず、先輩は年金暮らしで仕事をしていない。
休日に政治のニュースは見たくない
私は政治家が苦手だ。
理由は書き切れないほどあるが、週刊誌の記者時代に彼らの裏の顔を嫌というほど見せられ、もはや完全に失望しているからである。
投票には行くが、票を入れたい候補者や政党はない。
今は、政治のニュースすら見たくないというのが本音だ。
仕事モードの平日、業務時間外なら少しは先輩の相手もできるが、休日に家族でのんびりしている時間にまで政治のニュースは見たくない。
全世界150万部突破のベストセラー『STOP OVERTHINKING』の著者ニック・トレントンは、こうした状況を打開する方法を示してくれている。
非常識な時間帯に送られてくる取引先のメールには、「本日はもう退社しました。明日以降に返信します」と自動返信メールを設定しておこう。
――『STOP OVERTHINKING』より
「おまえ、LINEの設定も知らないの?」
ニックが教えてくれたように、メールは設定できてもLINEはどうにもならない……。そう思い込んでいたが、酒場で友人にこの話をしたら、あきれられた。
「おまえ、LINEの設定も知らないの? 特定の人やグループからの着信は個別でオフにできるんだよ」
目の前で、先輩からの着信が通知されない設定にしてくれた。
それ以降、先輩の相手ができる時間にまとめてメッセージを確認。少し長めの返信ができる余裕も生まれた。









