
「長生きできる県」が必ずしも「健康に暮らせる県」とは限らない――。厚生労働省が公表した健康寿命データを分析すると、都道府県ごとに大きな格差が存在することが判明した。さらに、「日常生活に制限のある期間」の都道府県ランキングと見比べることで、人生の終盤に待つ“健康格差”の実態も浮かび上がった。早速ランキングを確認していこう。(ライター 宮下舞子)
「日常生活に制限のある期間」と
「健康寿命」のデータで判明
日本の「寿命」を巡る常識がいま、大きな転換期を迎えている。厚生労働省が発表した最新データ「健康寿命の令和4年(2022年)値について」をひもとくと、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」である「健康寿命」には、大きな地域格差が存在することが浮き彫りになったのだ。
2022年の健康寿命の全国平均は男性が72.57歳、女性が75.45歳だった。3年前の前回調査値と比較すると、男性は0.11年短くなり、女性は0.07年延びたものの、全体としては横ばいといえる。
しかし、公表された数値を都道府県別に見てみると、複雑な「格差」が存在していた。あなたの住む都道府県は、果たして「健康に長く暮らせる地域」か、それとも「日常生活に制限のある期間が長い地域」か。最新ランキングから日本のリアルを読み解いてみたい。
【男性ランキング】トップの静岡
苦戦する「東北・四国」
まずは最新の都道府県別・健康寿命ランキング(男性)を見てみよう。







