厚労省の公表値では、男性トップに輝いたのは静岡県(73.75歳)である。前回王者の大分県(今回25位)を抑え、前回5位から首位へと躍り出た。3位の山梨県は前回2位、前々回1位と安定して上位をキープしている。

 さらに、5位の神奈川県、6位の埼玉県など、首都圏のベッドタウンが上位に食い込んでいるのが特徴だ。

 一方でワーストに目を向けると、最下位は岩手県(70.93歳)。トップの静岡県とは約2.8年もの差がある。福島県や青森県などの東北の一部県に加え、高知県、愛媛県、徳島県といった四国の一部県が下位に目立った。

 ランキング中位~下位において特筆すべきは、大阪府(71.77歳・ワースト4位)や兵庫県(72.05歳・同11位)、京都府(72.14歳・同15位)といった「近畿圏の苦戦」である。

 大阪府は前回や前々回の調査でもワースト10入りしており、医療資源が比較的多い都市部であっても、必ずしも健康寿命が長くなるわけではないということがうかがえる。

【女性ランキング】女性も静岡が首位!
男女ともに下位に沈んだのはかつての「長寿県」

 続いて、女性のランキングを見てみよう。女性は男性よりも平均して3年ほど健康寿命が長いが、地域格差の構図は男性とは少し異なる様相も見せている。