「仕事のキャパが10倍に!」
「悩んでいる時間が激減!」
こんな感想が寄せられているのが木下勝寿氏のベストセラー4部作だ。読者が衝撃を受けたのはモチベーションや頑張り方ではない。「考え方の設計図」だった。
話題の新刊で木下氏は「地頭は先天的なものではない。知っているだけで劇的に地頭がよくなる人が続出した魔法のスイッチがある」という。特別に本書から一部を抜粋しポイントを深掘りする。(構成/ダイヤモンド社・寺田庸二)
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私は「天才」であり、同時に「バカ」である
私は、仕事では部下や取引先から「頭のいい人」「切れ者」と評価されることが比較的多いかもしれません。
これまで未経験のビジネスをゼロから立ち上げ、複雑な経営課題を解決してきたので、
「どうしてそんな一手が思いつくんですか?」
と驚かれることも少なくありません。
手前味噌ながら、ビジネスでは「地頭がいい」部類に入るのかもしれません。
しかし、ひとたび家に帰ると、状況は一変します。
妻に「これ、片づけておいて」と言われても、なぜか見当違いの場所にしまってしまう。
買い物に行くと、頼まれたものとは微妙に違う不要なものを買ってしまう。
旅行の計画を立てると、動線がメチャクチャですぐ迷うプランを立ててしまう。
仕事ではあれほど「効率」や「本質」を重視している私がプライベートになった途端、まるで別人のようにポンコツになり、妻からは毎日のように「ほんとうに何も考えてないわね」とあきれられてしまう。
なぜ、公私でこんなにムラがあるのか?
これは私だけに起きている現象でしょうか。
いえ、きっとあなたにも心当たりがあるはずです。
仕事では圧倒的な成果を出しているのに、恋愛になるとまるでダメになる人。
勉強はすごくできるのに、アルバイト先では動きが鈍い超一流大学の学生。
逆に、仕事はイマイチでも、遊びになると抜群に段取りがいい人。
もし「地頭」が生まれ持った脳のスペックなら、こんなことは起きないはず。
高性能パソコンなら、どんなソフトを動かしても速いですから。
では、なぜ多くの人に、公私でこんなにムラがあるのでしょう。
答えは1つしかありません。
地頭とは、「能力」ではなく「状態」だからです。
(本記事は書籍『地頭スイッチ』の一部を抜粋・編集したものです)








