相談者の実践報告
先生の誠意のこもった回答に、とても感激しました。それに、変わろうとする力も湧いてきました。
先生から回答をいただいて、約5週間が過ぎました。今は、以前半年ほど続けて途中でやめてしまった運動を再開しています。運動を始めてからは、明らかに自分をコントロールできている感覚があり、達成感も得られるようになりました。もう、自分のことを何も成し遂げられない人間だとは思っていません。
先生がおっしゃったとおり、5%の変化が私を大きく変えたようです。いろいろな場面で、自分にとって良いと思えることを自然に選べるようになりました。
生活面でも変化を感じています。以前は、運動しなければと思いながら結局スマホを触ってしまい、そのたびに自分を責める――そんなことの繰り返しでした。ですが今は、自発的に運動をし、健康的な食事を選び、勉強する時間も作れています。何かに集中する時間も増えましたし、リラックスできるようにもなりました。幸せだと感じる瞬間も、以前より多くなった気がします。
仕事についても決断をしました。これまでは、転職するリスクと、転職しないことの苦しさを天秤にかけて迷っていました。心療内科の先生の助言を受けながら、仕事を続けつつ勉強してきましたが、転職を考え始めて1年半が経っても、思うような成果は得られていませんでした。
そこで、一度仕事を辞めて、転職のための勉強に専念しようと決めたのです。すると幸運なことに、退職して数日後、希望していた職種に関連する仕事を見つけることができました。
治療についても、改めて考え直しました。これから自分がもっと良くなれるように、まずは病院に行き、心療内科で薬を処方してもらうつもりです。そして、バーンズ博士などの本ももう一度読み直そうと思います。もう25歳を過ぎた大人ですし、これからはきちんとお金を稼ぎ、キャリアも積んでいかなければなりません。いつまでも甘えてはいられないと思っています。どうか、少しずつでも良くなっていきますように。
5%を変えてから、他の部分も少しずつ動き始めた気がします。まるで、雪だるまが転がるように。心理学は本当に面白いですね。
先生、私のために時間を割いてくださり、本当にありがとうございました。
(本原稿は、『5%の変化――自分を変える「小さな実験」』(リ・ソンウェイ著、金山まゆみ訳)からの抜粋です)



