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物事がうまくいかない時、自分を責めて思い悩むという負のループにはまっていないだろうか。そんな人は、能力や性格よりも頭の中での「問い方」に問題があるかもしれない。キャリアの専門家が、悩みに振り回されず、必要なことだけにエネルギーを使うためのシンプルな思考術を授ける。※本稿は、退職学(R)研究家の佐野創太『70%で働く 「もっと頑張る」から脱出する働き方の思考法』(日経BP)の一部を抜粋・編集したものです。
「なんで自分はダメなのか」
という問いの落とし穴
「なんで私は、こうなってしまうんだろう」
うまくいかないとき、私はついこんな言葉を使ってしまいます。考え方によっては、一見、冷静な原因分析のように思えます。
しかし、この問いは多くの場合、私たちを悩みに引きずり込む入り口になります。
「なんで私は、こうなってしまうんだろう」は、過去を振り返る問いだからです。
しかも、悩んでいるときの過去は暗く記憶されがちで、思い出すほど自信を失い、視野が狭まります。
そこで、「問い方」を変えて、思考の進路変更をすることがおすすめです。
同じ状況でも、人によって悩む深さや感じ方は違います。
だから、悩みの大きさは、出来事そのものよりも、問い方で決まります。
たとえば「自信がない」という悩みがあるとします。
問い方は3種類に分けられます。
1 自己原因追及型:「なんで私は自信がないんだろう」
→出てくる答えは多くの場合、「もともと向いていない」「性格だから仕方ない」と過去の自分を責めることにつながりやすい問い方。自然と過去ばかりに目が向いてしまうので、自己嫌悪ループにはまりやすい。







