開発コンセプトは、「究極のオールラウンダー」。“SUVだから”という言い訳やあきらめをいっさい排除し、パッセンジャーカーの快適性、MPVのユーティリティ、クロカン並みの走破性、そしてスポーツカーのような走りと、幅広いシーンで感動をもたらすクルマ(=究極のオールラウンダー)を目指したという。キャッチコピーは、「感動CR-V」だ。

 エクステリアはすっきりスポーティ。歴代CR-Vの伸びやかなスタイルを受け継ぎ、より力強いシルエットに進化した。水平基調のシンプルな造形の中に、力強さと洗練・上質・大人らしさを巧みに表現しており、素直にカッコいいと感じる。

 ディメンションは4700×1865×1690mm。ライバルのトヨタRAV4(4620×1880×1680mm)と同等。従来型に対してホイールベースが40mm、前後トレッドは10mmずつ拡大している。運転席では、ステアリングの角度が28度から25度に変更され、乗用車ライクな操作感となった。

 車内は広々としている。後席はやや座面が高めに設定されており、閉塞感もない。荷室は「何も考えずに使える」と伝えられたとおり、確かに広くて使いやすそうだ。装備は充実しており、シートは本革仕様。4WDモデルには前席/後席シートヒーターが装備され、BLACK EDITIONには前席ベンチレーションや電動パノラミックサンルーフが標準になる。インフォテイメント系では、Googleを搭載した9インチHonda CONNECTディスプレーをビルトイン。さまざまな機能を便利に使うことができるのがうれしい。

力強く静粛で快適。
まさに理想のオールラウンダー

 パワートレーンは最新仕様。第4世代e:HEVのリファイン版を搭載した。2L直噴アトキンソンサイクルDOHCエンジンと高出力モーターを平行軸に配置した2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせ、高速走行用の“ハイレシオ”に加えて、CR-V専用に“ローレシオ”を組み合わせた2段のエンジン直結ギアを持つ点が新しい。

 ロー側は3速相当、ハイ側は5速相当とのことで、市街地での緩加速や登坂など負荷が高まる状況では、ロー側のギアでエンジンを直結させ力強い走りをサポートする。これにより効率が高まり、燃費の向上にも貢献するとのこと。海外で重視されるトーイング(牽引)能力を視野に入れた技術展開だそうだ。