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東京ディズニーリゾートが入園料を値上げしました。これには賛否両論ありますが、実は今、キャスト(従業員)の時給も過去最高に上がっています。過去の報道をリサーチし、キャストの時給が上がった3つの潮目を分析します。(明治大学経営学部兼任講師 中島 恵)
東京ディズニー値上げに賛否
10月に1万2400円の日も
東京ディズニーランドと東京ディズニーシーが「値上げした」と大きな話題になっています。「ワンデーパスポート」(1日入園券)は価格変動制で、大人7900円~1万900円でしたが、10月10日は1万1900円、翌11日は1万2400円で販売されることが分かり、上限が最大1500円引き上げられたと判明したのです。チケット値上げは2023年10月以来、3年ぶりです。
報道によると、運営企業オリエンタルランドは「需要が高い一部の日を対象に価格を改定」「人件費や管理費などの上昇を踏まえ、価格を見直した」といった旨を理由としています。確かに10月は人気のハロウィーンイベントが開催され、連休ともなれば大勢の客でにぎわいます。
ネット上では「混雑日だけの値上げなら理解できる」「世界のディズニーパークと比較すると値上げはやむを得ない」といった肯定意見と、「みんなのディズニーランドではなく、一部の富裕層のためのディズニーランドになってきた」「子どもを連れて遊ぶ金額としては、気軽に行ける範囲ではない」といった否定的な意見で真っ二つ、まさに賛否両論の反応です。
入園料に飲食代やおみやげ代も含めて、オリエンタルランドは明確に、1人当たり客単価を上げる戦略に切り替えています。2026年3月期のゲスト単価は1万8403円(前期比571円増)になり、ホテル事業なども含めた全社の売上高は7045億円(前期比3.7%増)と過去最高を記録しています。
一方で、営業利益は1684億円と減益でした(同2.1%減)。主な要因はコスト増、人件費と諸経費の増加です。人件費は404億円、前期は387億9600万円だったので4%強増えています。
同社では従業員、とりわけパークで働くキャストの大半がアルバイトです。そこで今回は、「ディズニーキャストの時給」にフォーカスします。
一体いくら稼げるのか、「ブラック説」があるけど本当か? 過去の報道も含めて調べてみました。







