「私といて楽しいのかな…」そんな不安から、つい相手に気を使いすぎていませんか? 実はその緊張感こそが、場の空気を重くする原因かもしれません。気配りばかりの「サービス係」を卒業し、相手も自分も心地よく過ごせる「一緒にいて楽しい人」になるための絶妙なバランスとは? 人間関係をもっと楽にするヒントをお伝えします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。
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気を使いすぎると、相手も楽しくなくなる?
今日は「一緒にいて楽しい人とは何か」というテーマについてお話しします。「自分と一緒にいると、相手は楽しくないのではないか」「つまらなそうにしている時、どうすればいいか分からない」と悩む人は、このようなテーマの動画や本をよくチェックすると思います。
自分がいるとみんなつまらなそうにしている、と感じてしまう人は、たいていの場合「気を使いすぎている」と思います。相手をどう楽しませるかばかりを考えて、いろんな提案をしたり、先回りしてお世話をしすぎたりしてしまうのです。
そうやって気を使いすぎると、自分自身が緊張して自信がなくなり、「私といて楽しいのだろうか」と常に不安を抱えることになります。結果として、あなた自身が全く楽しめなくなってしまいます。
ネガティブな気持ちは相手にも伝わる
あなたが楽しくない状態で、緊張しながら顔色をうかがっていると、そのネガティブな気持ちは相手にも伝わります。相手も申し訳なく思ったり、緊張感を感じ取ったりして、結果的に本当に楽しくなくなってしまうのです。
こういうことで悩む方は、真面目で「相手に嫌な思いをさせたくない」という優しい人です。しかし、自己評価が厳しく、低いゆえに「私といて楽しくないんだろうな、どうしよう」と自分を追い詰め、その空気感がその場をつまらなくしてしまう原因になっています。
まずは「自分自身が楽しむ」ことから
では、どうすればいいのでしょうか? 解決策は「自分をもうちょっと出す」ことです。「私、これが好きなの」「これをやりたい」「こんな気持ちだよ」という素直な思いを屈託なく出したほうが、相手も楽しく過ごしてくれる可能性が高くなります。
自分がどう思うのか、どうしたいのかをしっかり伝えてみてください。あなたがその場を楽しそうにしていれば、相手も楽しくなります。そして相手が楽しそうにしていれば、自分もさらに楽しくなるという「相乗効果」が生まれます。
出発点で「私といて楽しくないのでは」と過剰に緊張してしまうと、このサイクルに入ることが難しくなってしまいます。



