仕事ができない人が見落としがちな
「3つのルール」

 もちろん、スライドなどは美しくつくる必要はないといっても、それが「伝わる」スライドになっているかどうかは重要なポイントです。よく「見映えの良いスライドはどのようにつくりますか?」と聞かれるのですが、大切なのは、あくまでも「伝わる」スライドをつくること。

 世の中には伝わらないスライドや資料がたくさんあります。たとえば、文字のフォントや大きさがバラバラで、端から端まで埋めてあり読みにくい。図の形もさまざまで、矢印はいろいろな方向に向いていて、どの順番で読めばいいのかわからない。おまけに色も多過ぎる。

 こうして見ると明らかに変なのですが、このようなスライドを目にすることが実に多いことも現実です。

「伝わる」スライドをつくるために、最低限、次の3つのことに気をつけるようにしましょう。

(1)そもそも文字で説明する必要はあるか?
(2)選んだ色に意味はあるか?
(3)端から端まで文字で埋めていないか?

 視点のコントロールのされていないスライドは、内容はもとよりどこから見ればいいのかわかりません。そして、どの方向へ読んでいけばいいのか混乱しがちになります。

 プレゼンにおけるスライドの目的は、「視点を独占する」こと。これからは「視点誘導の方向」も考えたスライドづくりを心がけてみてください。