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ムダな会議、ムダな残業、ムダな気づかいに振り回されないためには、どうすればいいのか――。こんな悩みを解消するための具体的な技術を、元・日本マイクロソフト業務執行役員、澤円さんの著書『思考をアップデートする全技術』(アスコム)から一部抜粋して特別公開します。今回は「想定外のトラブルが起きたときの対処法」について解説します。
優秀な上司が持っている
失敗と向き合う「マインドセット」とは?
優秀なマネジャーがいて、万全の状態でマネジメントにあたっていたとしても、失敗や不測の事態はいつだって起こるものです。
そんな事態にいかにうまく対処するかもまた、マネジャーの腕の見せどころになります。そこで、まずは失敗に対してこのようにマインドセットを変えることが必要です。
《失敗は必ず起こる》
「シリコンバレーには失敗を許容するカルチャーがあるからうまくいく」と言われることがあります。でも、事実はちょっと異なります。シリコンバレーでは「人は失敗する」という前提をもとに、失敗を早めに見つけて修正できる仕組みをつくっているだけなのです。
こういうことです。
『失敗してもいい』
↓
『失敗してもすぐに修正し、より大きな成功につなげればいい』
一方で日本では、失敗を許さない風潮がとても強いと僕は感じます。決して不備のないクオリティーの高さは日本の武器だったわけですが、それゆえに完璧主義的になって「失敗を認めないこと」で失敗を隠すカルチャーも生まれてしまいました。
「これはギリOKじゃない?」といった曖昧な暗黙の了解に始まり、いつしか「都合の悪いことは隠す」方向へ進んでしまったのです。
失敗は失敗です。でも「失敗は修正すればいい」と考えればいいのです。







