「この人と話していると楽しい」「また会いたい」――そんなふうに思われる人がいる一方で、気づけば人が離れていく人もいる。その違いは、話し上手かどうかではない。自分自身が毎日を楽しみ、生き生きと過ごしているかどうかが、人としての魅力にも大きく影響するのである。では、人を自然と惹きつける人は、どのような考え方をしているのだろうか。話題の書『人生は気づかぬうちにすぎるから。』で紹介されている考え方の中から、そのヒントを紹介する。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局)
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「自然と惹かれる人」の特徴
「何か好きなことある?」
そう聞かれても、すぐに答えられない人は意外と多い。
毎日、仕事と家の往復。休日も何となくスマホを見て終わる。
そんな生活を続けていると、会話の話題も少なくなり、表情からも生き生きとした雰囲気が失われていく。
人は、「この人は毎日を楽しんでいるな」と感じる相手に自然と惹かれるものだ。
だからこそ、人間関係をよくしたいなら、まずは誰かに好かれようとするより、自分が夢中になれることを見つけるほうが近道なのである。
生き生きとした気持ちになれる瞬間に目を向ける
そのヒントになるのが、次の考え方だ。
私たちはつねに「生きている」という実感を抱いているわけでない。たいていの人は、ほとんどの時間を、「生きている」という感覚を特に持たずに過ごしている。
イギリスには戦時中、「平静を保ち、普段の生活を続けよ(Keep Calm and Carry On)」というスローガンがあった。これは国民が戦争を生き延びるにはいい考えかもしれないが、ストレスが溜まり、自分の時間をうまく使えていることに自信が持てない場合には役に立たない。同じような生活を続けていれば、「生きている」のを実感する瞬間はなかなか味わえないだろう。だから、1日を通して自分の行動にもっと注意を払うように努めるのと同じように、生き生きとした気持ちになる瞬間に注意を向けてみよう。こうした瞬間を多く経験するようになると、最初は驚きを感じるかもしれない。「わあ、生きている感じがする! すごい!」と。
気づけば嫌われる人は、話し方が下手な人でも、性格が悪い人でもない。
自分が夢中になれることを持たず、毎日を何となく過ごしているうちに、生き生きとした魅力を失ってしまう人なのである。
一方で、人を惹きつける人は、自分が心から楽しめる時間を大切にしている。
「生きている」と実感できる瞬間があるからこそ、その充実感は表情や会話にも自然と表れる。
人間関係を良くしたいなら、誰かに好かれようと努力する前に、自分の人生を楽しむことだ。
自分が夢中になれるものを持ち、毎日を充実させること。
その積み重ねが、人を自然と惹きつける魅力につながっていくのである。
(本稿は、『人生は気づかぬうちにすぎるから。「自分第一」で生きるための時間術』の発売を記念したオリジナル記事です)






