どんな場所にも「人を利用しようとする人」はいる
このような話をすると、「好意で動いてくれる人がいなければ、世の中は成り立たないのではないか」と思うかもしれません。たしかにその通りなのですが、世の中のすべての人が「いい人」であれば、なめられるという現象は起きません。
現実問題として、「いい人もいれば、悪い人もいる」のが社会です。タワーマンションのセレブでお上品な集まりであろうと、どんな場所にも一定数「人を利用しようとする悪い人」は存在します。
そうした環境で、「私が一番下の立場で構いません」とばかりに動き始めてしまえば、格好のターゲットになってしまいます。周りの人全員が「あの人はいい人だ」と感謝してくれるわけではなく、次第に「どうせあの人がやってくれるから」と都合よく扱われる流れになり、よいことは一つもありません。
なめられないための対策:すぐに動かないこと
では、どうすれば舐められなくなるのでしょうか? 重要なポイントは、「あまり動きすぎないこと」です。
誰かが面倒な役をやらなければならない場面になっても、すぐに手を挙げてはいけません。少し嫌そうな顔をして、じっと待つことも必要です。
誰も手を挙げず、「仕方ないからくじ引きで決めよう」となったり、「順番で回そう」といったルールができたりしてから、それに乗っかるのは全く問題ありません。何もないところから自ら嫌な役を引き受けてしまうから、なめられてしまうのです。
本当の親切とは「自分が納得して動く」こと
とはいえ、「人のために動いてはいけない」というわけではありません。重要なのは、「自分が納得して動いているかどうか」です。
●OKな行動:「私はこの人を助けたい」と心から思い、自ら納得した上で率先して動く
この2つは全く意味が異なります。人に親切にすること自体は素晴らしいことですが、無意識にすぐ動いてしまう癖がある人は、それによって自分自身が嫌な思いをしている可能性があります。
「どんな場所にも悪い人はいる」という前提を持ち、すぐには動かず、本当に助けたいと納得したときにだけ動く。ここを意識するだけでも、人からなめられることは大きく減るはずです。




