中村倫也さんの初登場のシーンは…
――今後、りんが誰かに対して恋愛感情が芽生えることはあるのでしょうか。
第18週までのりんは、恋愛よりも、とにかく娘の環が優先で、彼女のために働いています。ただ、もともと鈍感で、恋愛に関して考えていなかったりんが、これから少しずつシマケンの気持ちを自覚するのではないかなと思っています。
――第19週では中村倫也さんが登場します。共演した感想を教えてください。
中村さんの初登場のシーンが、中村さんがむしろにくるまれているシーンでした。現場に入ったとき、すでにくるまれていて、私は中村さんがなかに入っているとは全く気づかずに素通りしてしまって。あとで急いでごあいさつをしました(笑)。
――これから最終回に向けて、ドラマを楽しみにしている方々にメッセージをお願いします。
今後の展開は、私もまだ分からないところがいっぱいあります(※取材は7月上旬に行われた)。視聴者の皆さんと同じく楽しみにしています。朝ドラの撮影は1年間、放送が半年ととても長いけれど、それを一緒に見守って、走り抜けてくださる視聴者の皆様にとても感謝しています。
最後、りんと直美の2人がどういう人生の選択をして、令和のいま、私たちが生きているこの世の中にどんな影響を与えていったのか、2人がどんな“風”を起こしたのかということに注目していただけたらうれしいです。
『風、薫る』第19週以降のりんは――
りんは東京で看護婦になったが、後輩や患者との関わりのなかで、何が正しくて何が間違っているかわからなくなってしまった。見上さんは「現代でいう適応障害に近い状況になっていた」と解釈する。
東京を離れ、新潟で女子寮の舎監兼教師として働くうちに「自分の手で誰かを救いたい」と改めて自覚するりん。おりしも、父(北村一輝)が疫病に罹って亡くなったとき、何もできなかったことと重なる状況が起こり、それがりんの前に進む原動力になっていく。
新潟ロケでは、撮影の合間に海鮮をたくさん食べたり、劇中に出てくるあめ屋のモデルになっているお店に行ったり、おいしい旅を満喫したと見上さんはニコニコと話してくれた。
Ai Mikami
2000年10月26日生まれ.東京都出身。2019年デビュー。近年の主な出演に、ドラマ『恋愛バトルロワイヤル』(24年)、『光る君へ』(24年)、『119エマージェンシーコール』(25年)、映画『不死身ラヴァーズ』(24年)、『かくかくしかじか』(25年)、『国宝』(25年)、『映画 正直不動産』(26年)など。アニメ映画『ALL YOU NEED IS KILL』(26年)で初の声優に挑戦。第49回日本アカデミー賞新人賞を受賞。








