本当はあの人も「あがり症」?
著名人たちの緊張対策

 小学館が運営している働く女性のためのメディア「Domani(ドマーニ)」によると、30~40代の女性100人に実施したアンケートでは、「あなたは人前で緊張しやすいですか?」という質問に対して、76.5%の方が「はい」と答えています。

 人前に立つと赤面したり、声が出なくなってしまう、いわゆる「あがり症」を自認されている方は意外と多いのです。逆に、まったく緊張しない人はほとんどいません。

 たとえば、「アッコさん」の愛称で親しまれている和田アキ子さんもステージに立つ前は緊張してしまうそうです。デビュー40周年に米アポロシアターで初の海外公演をした際には、震えてコップの水をこぼしそうになってしまったとインタビューで語っています。

 また、俳優の松山ケンイチさんも自分があがり症であることを語っています。ゲキ×シネ「蒼の乱」初日の舞台挨拶で、自身があがり症であることを告白。自動車免許試験で1回、バイクの免許試験で2回落ちたとも語っていました。

 しかし、なぜ彼女や彼らは、舞台や本番で堂々として見えるのでしょうか。理由はシンプルです。緊張を無理やり消しているのではなく、緊張しても崩れない状態を作っているからです。

 外から見ると落ち着いて見える。でも内側では、ちゃんとドキドキしている。

 それでも話せるのは、「次に何をするか」がはっきり決まっているからです。

 あがり症の有名人たちに共通しているのは、才能でも、度胸でもありません。

 それは「徹底した準備」です。

 ちなみに、和田アキ子さんは、緊張で震えてしまうことがわかっているので、あらかじめストローを用意しておくそうです。おかげで安心して直前に水を飲むことができ、目の前のステージに集中できるとのことです。

 松山ケンイチさんは、足が震えても問題ないくらいに舞台の稽古をし、共演者との信頼関係を強力に構築することで乗り切ったと語っています。