「仲の良かった同僚や上司の態度が急に冷たくなった…」「私、何か怒らせるようなことしたかな?」と、職場の人間関係で不安を感じたことはありませんか? 精神科にも多く寄せられるこの悩みですが、実はあなたが自分を責める必要は全くないのです。急に態度を変える人の隠された心理と、つらい状況から心がすっと軽くなる考え方をお伝えします。(構成/ダイヤモンド社書籍編集局・斎藤順)
※本稿は『精神科医Tomyが教える 1秒で不安が吹き飛ぶ言葉』(ダイヤモンド社)の著者による特別原稿です。
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職場の人間関係で悩む方へ
今日のテーマは、「なぜあの人は私にだけ態度が悪いのか?」についてです。精神科で最初に患者さんのお話を聞くと、調子を崩したきっかけはだいたい職場なんですね。職場で人間関係をこじらせてしまい、そこから仕事に行けなくなってしまう方が非常に多いのです。
その中でよくあるのが、仲の良かった同僚や先輩、上司が「急に冷たくなったり、態度が悪くなったりした」というケースです。理由がわからずに、調子を崩してしまうことが結構あります。
この記事を読んでいる方も心当たりがあるかもしれませんし、私自身も「急にこの人冷たくなったな」と感じることはあります。そういう時に、どのように考えたらいいのかをお話しします。
結論から言うと……
結論から言うと、何も気にしなくていいんです。急に態度が悪くなったり、しかも自分にだけ冷たくされたりすると、「私が悪いのかな」と思ってしまいますよね。でも、たぶんそうではありません。仮にそうだったとしても、急に冷たくしていい理由にはならないからです。
もしあなたに本当に問題があって、それが原因で急に冷たくなったのだとしたらどうでしょう。まともな人であれば、「この間のあれは、こうしたほうがいいと思うよ」とちゃんとアドバイスをしてくれるはずです。
急に冷たくすることは、本人のためには全くなりません。理由がわからなくて混乱するだけですし、たぶん相手を傷つけるだけだと思いませんか? 普通だったら、そんなことができない人の行動なんてどうでもいいのです。
急に態度が変わる2つのパターン
では、実際にあなたが何かをやらかして相手が冷たくなったのかと言うと、私はいろんなケースを聞く限り、その確率は低いと思います。なぜなら、本当に何かをやらかした場合は、仲のいい人などが落ち着いた状態で教えてくれるからです。
そうでないということは、それほどのことではないか、たいていは相手が何か勘違いをしているだけなのです。実は、こうした状況には大きく分けて2つのパターンがあります。
パターン❷別に冷たくなってはおらず、自分の考えすぎ(思い込み)
このどちらかなのです。



