総事業費は約6000億円規模
経済波及効果は…?
繰り返しになるが先述した県民鉄道は、沖縄戦で破壊された。戦後、鉄道の敷設計画が浮上したときもあったが、道路整備の優先などの理由から実現しなかった。
鉄道で名護~那覇が約1時間で結ばれれば、メリットは大きい。北部の美ら海水族館やジャングリアのような観光施設には追い風となるはずだ。鉄道そのものが観光資源となり得ることも考えられる。
何より、鉄道の新駅ができることで沿線に莫大な開発需要をもたらすだろう。県外からの移住者が増える可能性も考えられ、住宅開発が進めば、那覇市への一極集中を緩和させる方向になる。イオンモール沖縄ライカムのような大型商業施設や、中規模なエキナカ商業施設を充実させる動きも出るかもしれない。
沖縄鉄軌道計画の総事業費は約6000億円規模と試算されている。県にとって戦後最大級のプロジェクトだ。波及効果も含めて、経済効果はかなり大きいことが予想される。
「沖縄鉄軌道の構想段階における計画書」概略計画図(平成30年版) 拡大画像表示
「各モデルルート等の精査」(令和6年) 拡大画像表示
沖縄県企画部交通政策課ホームページ







