画像は実際の写真をもとにAIで作成しています
ある企業の広報担当者が、20代若手社員の集合研修の様子をPRするためにSNSに投稿した1枚の写真が、思わぬ形で「炎上」しました。一般的にSNSの炎上では、アルバイトによる厨房内のいたずらなど不適切な言動がきっかけになりやすいですが、なぜこの1枚が炎上につながったのでしょうか。SNS炎上の理由と、知っておきたい企業や採用・広報担当者のリスクについて弁護士法人かける法律事務所の細井大輔弁護士に聞きました。(執筆/ライター 岩田いく実、監修/かける法律事務所 細井大輔弁護士)
※画像は実際の写真をもとにAIで作成しています
何気ない社員の集合写真
なぜか突然の「炎上」
写真に写っていたのは、中堅メーカー企業のA社に勤務するスーツ姿の男女5人でした。この写真は研修施設の前で撮影された1枚で、企業の活動をPRするために自社が運営するInstagramへ投稿。投稿後すぐに多くの「いいね」が押されており、企業広報として順調なスタートを切ったかに見えました。
ところが投稿から2日後、状況が一変します。反発的な投稿が増え始め、やがて写真に写る個人を特定しようとする動きが加速したのです。
その後、数日のうちに5人のうち複数人の実名、出身大学、SNSアカウント、さらには交際に関する未確認情報までもがネット上に拡散。ある女性が特に炎上し、「学生時代から素行が悪く、問題ばかり起こしていた」など事実と異なる憶測や、根も葉もない誹謗中傷も含まれていました。
不適切な行為は一切撮影されていないのに、突然起きたSNSの炎上。いったい何が問題だったのでしょうか。







