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職歴もスキルも申し分ない。自己PRも完璧で、自己分析もキャリアの棚卸しも十分にやったはずだ。それなのに、面接ではなぜか採用に至らない。優秀そうに見えるのに、面接官が、わが社で活躍する姿を想像できず採用を決めきれないような候補者には、ある共通した勘違いがあります。スカウトが当たり前になった時代にこそ陥りやすいその落とし穴と、そこから抜け出すための準備を、人事・採用コンサルタントが解説します。(人材研究所ディレクター 安藤 健、構成/ライター 奥田由意)
実績は十分なのに不採用
優秀な人が陥る決定的勘違い
学歴も職歴も申し分なく、過去の成果も自分の強みも明快に語れている。それでも、面接官が採用に踏み切れないような候補者は意外と多くいるものです。面接官も、その人が優秀であることは間違いないと感じている。それなのに、なぜか採用できないのです。
候補者本人は、これまでの実績をきちんと説明すれば、自分の価値は伝わるはずだと考えています。大規模なプロジェクトを成功させた、高度なデータ分析ができる、多くの部下を率いてきた。そうやって完成度の高い自己PRを用意してくる。ところが、説明を重ねれば重ねるほど、どの会社に応募するときにも当てはまりそうな、汎用的な話になってしまうのです。
近年はとくに、企業や転職エージェントからスカウトを受けて選考に進むケースが増えました。企業から声をかけてきたのだから、もう採用は決まったようなものだと油断して、相手を深く理解しないまま面接に臨む人もいます。けれども、スカウトはあくまで面接への入口にすぎません。優秀そうなのに採用しづらい人は、面接という場の目的について、ある決定的な勘違いをしているのです。







