高原ならではの難しさを痛感…
雨と湿気には要注意!

 標高1000mの涼しさを存分に体感できた一方で、高原ならではの難しさを痛感したのが「天候の急変」と「湿気」だ。

 到着して夕飯を用意していたころ激しい雨が降り始めた。山の天気は変わりやすいと言われるが、ふもとの天気予報だけでは局地的な雨まで予想できないことを実感した。

 幸いにも雨は1時間ほどで小降りになったため、各窓を少し開けて寝たわけだが、夜中には雨粒が窓から入り、手足に当たって目が覚めた。もしさらに本降りになっていれば、夜中に起きて窓を閉め直す必要があっただろう。その際にエンジンをかければ、深夜の静かなRVパークでは周囲の迷惑にもなりかねない。

 今回の実測データでも、車内温度は23℃前後と涼しかった一方、夜間の車内湿度は80%台後半まで上がっていた。「涼しい=カラッと快適」とは限らず、高地特有の天候の変化も考慮しておく必要があると実感した。

 朝、フロントガラスや各窓には結露していた。今回、暑さを避けるという目的では大成功だったが、窓を開けて外気を取り込むなら網戸だけでなく、雨の吹き込みを防ぐドアバイザーなどもあればもっと快適だっただろう。

朝、窓に結露が発生していた朝、窓に結露が発生していた Photo by M.S

まるで秘密基地…!
高原で車中泊の魅力とは

 標高1000mの高原で実感した車中泊の醍醐味は、涼しさだけではない。宿泊したRVパークは森に囲まれ、22時~翌7時のサイレントタイムもあり、夜は本当に静かだった。

 雨が降ったときも、屋根を打つ雨音を聞きながら、「すぐ外に大自然がある」という非日常感を味わえた。テントほど風雨にさらされず、車体に守られている安心感があり、ホテル泊とも違う、秘密基地のような魅力が車中泊にはある。