『豊臣兄弟!』第31回より。織田家の重臣・柴田勝家は、賤ヶ岳の戦いで秀吉と対決することになる (C)NHK
歴史はエンターテインメント!かしまし歴史チャンネルへようこそ。『豊臣兄弟!』第30回「清須会議」、第31回「これで、お別れにございます」。信長亡き後の織田家の主導権をめぐり、清須会議を経て、いよいよ柴田勝家(演:山口馬木也)と秀吉(演:池松壮亮)の対立が表面化していきます。ドラマでは、信長の妹・市(演:宮﨑あおい)が、秀吉に対抗するため勝家に嫁いでいました。足軽時代の秀吉や小一郎(演:仲野太賀)にとって怖くて苦手な存在だったという勝家は、一体どんな人物だったのか?本記事では、第32回の内容を少し先取りする形で、「鬼柴田」の異名を持つ猛将の知られざる生涯を振り返ります。(かしまし歴史チャンネル/川合章子)
猛将・柴田勝家~生年も出自も不明、信長よりも10歳年上?
織田信長の家臣として知られる柴田勝家。勇猛果敢な戦いぶりから「鬼柴田」と呼ばれ、戦国時代を代表する猛将の一人です。
しかし、これほど有名な武将でありながら、実は生年や出自など、詳しいことがわかっていない人物でもあります。
柴田勝家が亡くなったのは、天正11年(1583)4月。北ノ庄城で自害したのは確かな史実なのですが、当時何歳だったのかについては、57歳、58歳、60歳、62歳など、諸説あります。仮に60歳前後だったとすれば、大永3年(1523)前後の生まれとなり、織田信長より10歳ほど年上だったと考えられます。
また、勝家の父親の名前や、柴田家がどのような家柄だったのかも、はっきりしていません。ただ、勝家は、信長の父の織田信秀の時代から、織田家に仕えていた国衆クラスの人物だったと考えられます。
また、勝家は、もともと信長ではなく、信長の弟の織田信勝に仕えていました。







