市長ほど面白い仕事はない
私は「市長」ほどやりがいのある仕事はないと思っています。
基礎自治体(市町村)の首長というのは、住民の一番近くで声を聞きながら困りごとに寄り添い、未来の希望を作っていく仕事です。経験がなくても、覚悟さえあれば、なったその日から力を発揮することができます。
若い人たちの中から、自分も首長をやってみたいと思う人がどんどん出てきて欲しいと思います。東京ばかりを見上げるのでなく、自分の街を面白く変えていく首長が増えていくほうが、日本は速く良くなる。福岡市がそのロールモデルになれたらという思いで、私はこの16年、仲間と一緒に走ってきました。
福岡市だからこそ、ここまで来ることができた
私の父は市内の出身ですが、自分自身は父の仕事の関係で大分で生まれたため、就任当初は「福岡育ちじゃないから街に愛着がない」なんて言われたこともありました。それで地味に傷ついたこともあったのですが(笑)、毎夏、博多祇園山笠の台上がりをさせてもらって、地域の皆さんと膝を突き合わせていろんな話をしたり。今では、大好きな福岡市の皆さんに仲間として受け入れてもらったことを感じています。本当にありがたいことです。
福岡市長という仕事をさせていただいていることを、当たり前とは思っていません。この感覚は、16年近く経った今も変わることはありません。任期最後の日まで、これまで以上に時間を大切に過ごしながら、「一日一生」の思いで市長としての役目を果たしたいと考えています。







