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管理職にとって、「誰に仕事を任せるか」は成果を左右する重要な判断だ。特に、失敗できない案件や重要顧客への対応では、部下選びを誤ると、仕事の失敗だけでなく上司自身の評価にも響きかねない。厄介なのは、任せてはいけない人ほど、一見すると「優秀そう」に見えることだ。では、本当に重要な仕事を任せられる部下は、どこを見ればわかるのか。多くの部下に仕事を任せてきた経験から、見極めるためのポイントを紹介する。(山田進太郎D&I財団COO 石倉秀明)
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「あの人なら任せられる」を
間違えると自分の評価まで下がる
管理職として仕事をしていれば、「この仕事、誰に任せようか」と考える場面は日常茶飯事だ。特に、社運がかかっている案件や、絶対に落とせない顧客対応、期日が厳しいプロジェクトなど、「重要な仕事」であればあるほど、誰に任せるかの判断は難しくなる。
そして、この判断を間違えると、単に「その仕事が失敗する」だけでは済まない。任せた部下が失敗すれば、その責任は最終的に上司である自分に返ってくる。「なぜあの人に任せたのか」「見極めが甘い」と、自分の管理職としての評価まで下がってしまう。
筆者はこれまで10年以上、経営者として、また管理職として、数え切れないほどの「誰に任せるか」の判断をしてきた。その中で、うまく任せられた成功例もあれば、「あの人なら大丈夫だと思ったのに」と痛い目を見た失敗例もある。
そうした経験を振り返って気づいたのは、「絶対に重要な仕事を任せてはいけない部下」には、共通する特徴があるということだ。
ただ、厄介なことに、そうした部下も表面的には「優秀そう」に見える。仕事の飲み込みも早いし、コミュニケーションも問題ない。だからこそ、多くの上司が判断を誤ってしまうのだ。
では、「優秀そう」という印象に惑わされず、本当に任せていい人・いけない人をどう見極めればいいのか。実は、普段の仕事ぶりを少し注意して見るだけで、その兆候はかなり見えてくる。







