戦だけではなかった「槍の又左」
利家の魅力は、武勇だけではありません。
晩年の利家は、当時日本に伝わったばかりのそろばんを使い、兵糧や金銀の計算にも活用していたとされます。現存する利家所用のそろばんは、日本最古級のものとして知られています。
さらに利家は、多くの大名に金を貸していたとも伝えられています。そして死の直前、前田家に味方する者については、その借用証書を返してやるよう、息子の利長に命じたとされます。
借金を帳消しにすることで、諸大名の支持を得て、前田家の将来を安定させようとしたのでしょう。
戦に強く、領国経営にも長け、さらに人間関係まで巧みに操った前田利家。その生涯は、単なる「槍の名人」ではなく、戦国の激動を生き抜く優れた政治家でもあったのです。
NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』第32回より (C)NHK 拡大画像表示
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次ページの動画ではこの他、利家の娘である豪姫が秀吉の養女になったのはいつか、秀吉と利家は本当に仲が良かったのか?という話題について話しています。







