次に「お腹まわり」です。「肩」のときよりもやや深めにひざを曲げ、体を左にひねって、右手で左わき腹を触ります。その後、同じように体を右にひねって左手で右わき腹を触りましょう。

 最後は「腰」です。「お腹まわり」のときよりもさらに深く、直角に近いくらいまでひざを曲げます。そして体を左にひねって、右手で左の腰骨を触りましょう。同じようにして、体を右にひねって、左手で右の腰骨を触ってください。

 満員電車から降りたあとなど、体のこわばりを感じたときには、これら3つのストレッチを3セットほどやってみましょう。体幹の血流が改善され、体がじんわりと温まって、ストレスから心身が解き放たれる感覚が得られるはずです。

睡眠の質を高める
4つのストレッチ

『メンタルは肉体が9割』書影メンタルは肉体が9割』(小林弘幸 宝島社)

 眠る前に体がこわばったままだと、布団に入ってもなかなか休息モードに切り替わりません。日中の緊張は、首、肩、背中、腰、股関節まわりにたまりやすく、そのこわばりが残っていると、呼吸も浅くなり、眠りも浅くなりやすいです

 そこで、寝る前に取り入れたいのが、睡眠の質を高める4つのストレッチです。

 ここで大切なのは、筋肉を強く伸ばすことではありません。頑張って柔軟性を高める必要もありません。目的は、体に「もう力を抜いていい」と知らせることです。

 背骨や肩甲骨をゆるめ、全身を伸ばして脱力し、ひざを左右に倒して腰まわりをほぐし、骨盤を小さく揺らす。次のページからご紹介する、こうした4つの動きを通して、日中に固まった体を少しずつほぐしていきます。

図表 背骨・肩甲骨ほぐし、全身伸ばし同書より転載 拡大画像表示
図表 両ひざ倒し同書より転載 拡大画像表示
図表 骨盤揺らし同書より転載 拡大画像表示