医師11人が教える「腰痛・膝痛・肩痛」治療法#3
Photo by Kuninobu Akutsu、Illustration by Chiharu Nikaido

パソコンやスマホを使う時間が長い現代人は、肩こりに悩む人も急増中。肩こりはパソコンに向かう角度や、睡眠中の姿勢や「枕」が悩みを解決するキーポイントに。特集『医師11人が教える「腰痛・膝痛・肩痛」治療法』(全9回)の#3では仕事中にたった10秒で行えるストレッチや肩こりを防ぐ枕の作り方を紹介する。(ダイヤモンド編集部 篭島裕亮)

「週刊ダイヤモンド」2019年11月16日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの

一般的な肩こりであれば
ストレッチや生活の工夫で改善可能

 四十肩、五十肩を含む肩こりの診断も、最初は何らかの疾患が原因で起こる症候性肩こりなのか、いわゆる通常の肩こりなのかを確認する。疾患は変形性頸椎症、心筋梗塞などさまざまだが、その場合は原疾患を治療する。

Illustration by C.N.

 一般的な肩こりであればストレッチや生活の工夫で改善できる。

「日中は体の軸を意識した姿勢が大事です」(山田朱織・16号整形外科院長)

 理想は重力に対して垂直で、体の軸が整っている姿勢だ。

「頭の重さは4キログラム程度ですが、7センチメートル前にお辞儀しただけで、20キログラムの負荷になります。悪い姿勢を取ると、筋肉に負担が掛かります。血流が悪い状態がこりで、神経が締め付けられると痛みになります」(山田医師)

 着席時もパソコン作業時などは前かがみになりやすい。パソコン作業時は目の高さに画面を設置し、目とパソコンの距離を60センチメートル程度に保つ。それが難しい場合でも、30分に1回は胸を起こして、正しい姿勢に戻すようにしよう。

 とはいえ、姿勢だけでは肩こりは防げない。首から肩の部分を動かすことも大事だ。