Q 上司や先輩に「ノー」といえません
A いったん保留することも選択肢にしてみては
職場の上下関係はしばしば「感情・意志の境界」を混乱させ、立場が上の人の意見や提案が、指示・命令にすり替わってしまうことがあります。それに対し、「自分は立場が下だから」と受け入れるのを当たり前にしてしまうと、「境界の混乱」は極まっていくばかりです。
即決しなくてもよいテーマであれば、いったん持ち帰り、日をあらためて返答するのもひとつの方法です。自分の考えがはっきりしている場合は、上司や先輩の意見・提案を聞いたうえで、「わたしはこう思う」と逆提案するとよいでしょう。相手を否定しないいい方で、丁寧に考えを伝えることがポイントです。
イラスト:高木ことみ 拡大画像表示
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POINT
上の立場の人に対して、「イエス」は簡単にいえるのに、「ノー」を伝えるのはなかなか難しいものです。それならば、「ノー」以外の表現で意志を伝えるスキルを培ってみてはいかがでしょうか。一朝一夕で身につくものではありませんから、折に触れて「あのとき、どう返せばうまく断ることができただろう」「どういういい方であれば、相手を怒らせずに納得させられるだろう」と考えてみてください。
「ノー」の意志を表現する言葉・一例
◆上司に手に負えないほどの作業を頼まれた
「すみません。ほかの作業も抱えているので、明日まで時間をいただいても半分も終わらないと思います。納期を延ばしていただくか、ほかの人に分担してもらえないか相談してもよいでしょうか」
◆先輩から飲みに誘われたが気が進まない
「誘ってもらってうれしいです。ただ、今夜は高校時代の仲間と久しぶりに会う約束をしているんです。すみません」







