Q 威圧的な部長がどうにも苦手です
A 部長に対する「評価」を変えてみましょう

 会社のトップや幹部は、高圧的・威圧的な態度をとってもたしなめる人がいないので、いわゆる「裸の王様」になっている人もいるかもしれません。そういう人たちと正面からぶつかっても、簡単には引いてくれないでしょうし、冷静に「対話」する場をつくるのも難しいかもしれません。その結果、遺恨を残したり対立関係が深まることもあるでしょう。

 対立を避けるなら、相手への「評価」を変えることが最善策です。「あんなふうにいばっているけど、裸の王様だものね」と考えることで、よい意味で「あきらめる」。これも、自分を守るためのライフスキルのひとつです。

◆その人に対する「評価」を変えてみる

 高圧的・威圧的な相手に対し、「部長はこわくて苦手だ」と思うのではなく、「周囲から煙たがられていて味方もいない。気の毒な人だ」と考える。苦手な相手の評価を変えることは、「あきらめる」というライフスキルなのです。

●「次」に向けてのテクニック

 バウンダリーにおいては、解釈を柔軟に変える技術がとても重要になります。苦手な部長に対する評価を変えることも、そのひとつです。「部長はおっかなくて苦手だから、あまり関わりたくない」と考えるのではなく、「部長は『北風と太陽』の北風みたいなもの。僕はその北風から身を守ろう」などと、自分を守るために解釈を変えるという考え方です。そう聞けば、「あきらめる」ことも大事なライフスキルなのだとわかっていただけるのではないでしょうか。