71年の生涯で最後に会いたかった人
慶長19年(1614)、長男の利長が亡くなると、まつはようやく江戸から金沢へ戻ることを許されます。
その後は、亡き息子の墓参りを済ませ、京都では、親友・ねねと再会したと伝えられています。
また、京では、隠遁生活を送っていた次男の利政ともようやく再会し、家族との時間を取り戻したのでした。
そして元和3年(1617)、まつは金沢城で71年の生涯を閉じました。
12歳で結婚し、13歳で母となり、大勢の子どもを育て、最後には家を守るために人質として生き抜いた、まつ。その人生は、「利家を支えた賢妻」という言葉だけでは語り尽くせない、戦国乱世を生きた一人の女性の強さそのものだったのです。
第33回では、北ノ庄城における、柴田勝家(左、演:山口馬木也)と妻の市(織田信長の妹、演:宮崎あおい)の最期が描かれた (C)NHK 拡大画像表示
市と3人の娘(茶々、初、江)との別れ。第33回より (C)NHK 拡大画像表示
第33回のラストでは、秀吉(右)と小一郎(左)が月代(さかやき)を剃った姿を初披露 (C)NHK 拡大画像表示
次ページの動画では本記事の内容のほか、関ヶ原の戦いでまつの息子たちが兄弟で対立したこと、江戸での人質暮らしなどについて話しています。







