誰とも会う予定がない休日に、なんとなく寂しさを感じることはないだろうか。一方で、ひとりで過ごす時間を心から楽しみ、「今日はいい一日だった」と満足できる人もいる。両者の違いは、友人の多さや趣味の数だけではない。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「孤独をうまく満喫できる人」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)

「孤独をうまく満喫できる人」の特徴・ベスト1Photo: Adobe Stock

「ひとりの休日」を楽しめますか?

 週末なのに、誰とも会う予定がない。
 SNSを開けば、友人たちは旅行に行ったり、誰かと食事をしたりしている。

 そんな様子を見て、「自分だけ何もしていない」と寂しくなったことはないだろうか。

「今日はこれだけやる」と決めてみた

 以前、予定が何もない休日があった。

 せっかくの休みだから、カフェに行って、本を読んで、買い物をして、夜は映画を観よう。
 そう考えていたのに、いざ当日になると面倒になり、ベッドでスマホを見ているうちに昼になった。

「そういえば、今日特に何もしてないな……」

 そう思うと、せっかくの休日なのに、妙に寂しい気持ちになった。

 そこで別の休日には、「午前中に本を1ページだけ読む」と決めた。
 本当に1ページ読んだだけだった。

 それでも、「今日は自分で決めたことができた」と思うと、不思議と一日を無駄にした感じがしなかった

 自分との約束を守れたら、その日は他に何もいらない

ひとりの時間を満たすために、たくさんの予定は必要ないのかもしれない。

「あきれるほど小さく」始める

『あきれるほど小さい習慣』には、こんな一節がある。

一方で、ベビーステップは「小さく始める」だけ。
「1分だけ」「1枚だけ」「1ページだけ」と、あきれるほど小さな習慣を設定します。
すると、脳は「できた!」と感じて、ドーパミンを分泌(ぶんぴつ)します。
この快感が「もう少しやってみようかな」という気持ちにつながります。

――『あきれるほど小さい習慣』より

 ひとりの時間を充実させようとすると、「せっかくの休日だから何かしなければ」と考えてしまいがちだ。

 しかし、本当に大切なのは、「充実した一日」をつくることではなく、自分で決めた小さなことを一つ実行することなのだ。

孤独を楽しめる人は「自分との約束」を持っている

 誰かから連絡が来たから楽しい。
 誰かに誘われたから充実している。

 それだけが、いい一日の条件ではない。

 孤独をうまく満喫できる人の特徴・ベスト1は、「自分との小さな約束」を持っていることだ。

 誰にも褒められなくても、「今日もできた」と自分で思えればいい。
 他人に楽しませてもらわなくても、自分で自分の一日に満足をつくることができる

 その感覚を持っている人ほど、ひとりの時間を「何もない時間」ではなく、自分のための時間として楽しめるのだ。