米国では何百校もの大学が、出願書類も出していない学生に入学を許可している。一部の大学では、高校の成績証明書などいくつかの基準に基づいて学生に入学を認めるケースが増えている。「ダイレクト・アドミッション」と呼ばれるこの迅速なプロセスは、学生にとって出願料を支払う必要がなく、エッセーの提出を求められることも、課外活動に関する質問を受けることもなく、標準テストの受験義務もない。大学側は財政面の厳しさが増す中でより多くの学生を呼び込む方法を模索しており、この手法を取り入れることで、通常であれば大学の名前すら知らなかった学生に学校を売り込むことができる。そして、大学はそうした若者に入学を呼びかけることになる。