特別な才能があるようには見えないのに、仕事もプライベートも、なぜか物事がうまく進んでいく。そんな人が身近にいないだろうか。人生がうまくいくかどうかは、能力や運だけで決まるものではない。日々の何気ない行動にこそ、大きな差を生むヒントが隠れている。本記事では、習慣本の超決定版『あきれるほど小さい習慣』をもとに、「なぜか人生がうまくいく人の特徴」について解説する。(構成/ダイヤモンド社・秋岡敬子)
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「毎回なんかうまくいく人」って、いませんか?
ものすごく才能があるわけでもない。
いつも正しい判断ができるわけでもない。
それなのに、仕事でもプライベートでも、なぜか物事がうまく進んでいく。
あなたの周りにも、そんな人はいないだろうか。
とある先輩の話
一緒に仕事をしていた人に、何を任せてもスムーズに進めてしまう人がいた。
新しい企画を考えるときも、「まだ情報が足りないから」「もう少し考えてから」とは言わない。
「とりあえず、タイトルだけ10個出してみよう」
そう言って、まず手を動かす。
すると、タイトルを考えているうちに企画の方向性が見え、「この人に話を聞いてみよう」「この本を調べてみよう」と、次にやることが次々と出てくる。
本人に「最初から完成形が見えているんですか?」と聞くと、「全然。動いてると、次にやることが見えてくるだけ」と答えた。
では、なぜ小さく動くだけで、物事は進みやすくなるのだろうか。
「小さく始めた人」は流れを生み出す
『あきれるほど小さい習慣』には、こんなページがある。
最初の一歩を「大きく始めた人」は途中で息切れしてしまいます。
しかし、「小さく始めた人」は流れを生み出し、いつの間にか止まらなくなる。
このベビーステップこそが、モメンタム(勢い)を生み出し、行動を加速させます。
ロケットスタートで速く進もうとして燃え尽きるよりも、ゆっくりでも小さな一歩を積み重ねる。
そうすることで、想像もできないほどの大きな成果につなげられるのです。
――『あきれるほど小さい習慣』より
私たちは、行動する前に「正解」を知りたくなる。
失敗しない方法を調べ、完璧な計画を立て、準備が整ってから動こうとする。
しかし、考えているだけでは、次に何をすべきか見えてこないこともある。
一歩動くから、新しい情報が手に入る。
その情報をもとに、また次の一歩を踏み出せる。
そうして、小さな行動が次の行動を生み出していくのである。
うまくいく人は「正解」を待たない
最初から正しい一歩でなくてもいい。
なぜか人生がうまくいく人の特徴・ベスト1は、「正解がわかるまで待たず、小さく動き始めること」だ。
人生がうまくいくから、行動できるのではない。
小さく行動するから流れが生まれ、その流れの中で次にやるべきことが見えてくる。
その積み重ねが、周囲から見ると「なぜか人生がうまくいく人」をつくっているのである。








