理想でない人生を受け止めるのは、今の自分を肯定すること。そのやわらかなマインドが、これからの人生を楽にしてくれます。
忘れていた「好き」を
日常の中から見つける
モヤモヤ解消のための対策が、大切にしたい価値に向かって小さな一歩を踏み出すことです。その行動の起点は、あなたの中にある「好き」。
でも、肝心のそれがなかなか見つからないという声は、カウンセリングでもよく耳にします。そこで有効なのが、「スマホの写真フォルダを見る」という方法です。
飲食店で出てきた料理を撮り貯めている人。季節の花が咲いているのに気づいたら、必ず撮っている人。子どもや孫の写真ばかりの人――。無意識のうちにシャッターを切っている対象があなたの「好き」であり、大切にしたい価値を示しています。
次に、こんな方法もあります。大きめの本屋さんをぶらぶら歩いてみてください。どのコーナーで、何となく足が止まりましたか?料理本、旅行ガイド、歴史本、インテリアの本、エンタメ系の雑誌などなど。そこに、あなたの興味が向かっています。
あるいは、私はクライエントにこんな質問をすることもあります。
「明日、世界が終わるとしたら、何をしますか?」
そう聞かれたら、あなたは何と答えますか。「最高においしい寿司を食べたい」「あの人に会っておきたい」「前から憧れていた絶景を見に行きたい」など。そこで浮かぶ答えは、あなたが本当に大切にしたいものを教えてくれます。
他にも、「小学生のころ、何に夢中でしたか?」と聞くと、「好き」の発見につながることがあります。「○○カードを集めていた」「よくプラモデルをつくっていた」「絵を描いていた」「いつも歌っていた」など。収入につながるかどうかは関係ありません。利益を度外視して打ち込んだものの中に、あなたの「好き」があるはずです。







