「ひとりで頑張る人」ほど、成長は早く止まる
『知識と思考力がいっきに身につく 東大式インプット大全』(西岡壱誠 著、アスコム、税別1600円)拡大画像表示
動画の話題から外れますが、そもそも、ひとりで勉強を完結している東大生は、ほとんどいません。
同じ学校の友人と問題を出し合う。塾のクラスメイトと進捗を共有する。Discordや勉強アカウントで、知らない誰かと一緒に深夜まで勉強する……。
彼らは、「自分が学び続けるしかない場所」に、自ら身を置いているのです。
インプットが止まる人に共通するのは、「ひとりで頑張ろうとしている」状態になっていることです。「自分ひとりでやる気を出す」と決めて、結局3日でやめてしまう。本人の意志が弱いわけではありません。人間は、ひとりで長期間モチベーションを保つように、もともとできていない生き物なのです。
「努力は環境に勝てない」とよくいわれます。どんなにやる気があっても、ひとりで頑張り続けるのは、相当しんどい。逆に、まわりがみんな勉強している環境にいると、特別な意志力がなくても、自然にペンを持つ手が動きます。
自分より少し上の人がいる場所に行く
おすすめは、「自分より少しだけ上のレベルの人がいる場所」に、自分から飛び込んでみることです。
学生なら、ハイレベルな塾の自習室、進学校の有志勉強会、オンラインの受験コミュニティ。社会人なら、業界の勉強会、読書会、有料のオンラインサロン、資格取得のスクールなど。SNSの勉強アカウントをつくって、同じ目標の人をフォローするのも、立派なコミュニティ参加です。リアルでもオンラインでも、形式は何でも構いません。
大事なのは、「自分よりずっと上の人ばかりの場所」を選ばないことです。レベルが違いすぎると、ついていけずに心が折れてしまいます。「自分が頑張れば追いつけそうな、少し上の人たちがいる場所」には、「あと一歩で届きそう」というほどよい緊張感が生まれて、インプットが自然と進みます。
自分の意志に頼らず、「環境」に頼ってみましょう。
・動画は「構造」に分解しながら見ると、頭に残る量が一気に変わる
・学びは意志で続けるものではなく、環境で続くものだと知っておこう







