「自分の行動によって解消できない不安」は、答えを探し続けない
――先のことは考え始めると際限がありませんが、伊庭さんはどこで線を引いていますか。
伊庭:「今の自分にできることがあるかどうか」ですね。何かできることがあるなら、早めにやっておく。一方で、今できることがないと分かったら、そこから先まで答えを求め続けないようにします。
――できることをやったあとも、まだ不安が残るときはどうしていますか。
伊庭:自分が行動しても解消できない不安については、「曖昧さ」をいったん受け入れます。不安をゼロにしようとせず、不確実性を許容することも大切です。
――不安はすぐに解消したくなりますが、「不安をゼロにはできない」という割り切りも大切なんですね。
伊庭:そうですね。同じように不安を感じても、その後どう向き合うかで行動は変わってきます。
『仕事・人間関係で損する人、得する人』では、仕事や人付き合いでつまずきやすい場面を取り上げながら、考え方や行動を少し変えるヒントをまとめています。
不安も、扱い方を変えれば、ただ振り回されるものではなく、「自分をよりよく変えるきっかけ」になるのです。








