(2)ターゲット

 ターゲットは以下の2つの層に設定しています。

1)子育て中のヤングアダルトファミリーとその親世代の3世代ファミリー
2)横浜・山の手ミセスと週末や観光シーズンに来街するカップル

 近隣住民から観光客まで幅広い層をターゲットにしているのが特徴です。これは横浜・みなとみらいという立地特性上、欠かせないターゲティング戦略と言えます。

(3)店揃えはライフスタイル提案型ショップを中心に構成

 同施設を視察して感じるのは、どこでもよく見かけるようなテナントが比較的少なく、同施設のコンセプトに見合ったような店を入店させていることです。

 特に、海や山など横浜・湘南をイメージさせるようなスポーツ・アウトドアなどの店、質の高い生活を提案するインテリアや雑貨の店、値ごろでおしゃれなファッションを提案するアパレル関係の店、そして横浜や鎌倉、湘南を拠点にしている飲食店など、店舗構成に特徴があります。以下の2つの店舗が、その代表例でしょう。

1)「RHC ロンハーマン」

ロンハーマンは新たなライフスタイルを提案している Photo by T.I.

 目玉店舗の1つは、ロサンゼルスに本拠があるセレクトショップ「ロンハーマン」の新しいコンセプトストア、「RHC ロンハーマン」です。同店のセンスでセレクトした洋服や雑貨、またサーフボードから自転車までを上手に組み合わせて店を作っています。同店で初めてカフェも併設し、本格的なライフスタイル提案ショップとなっています。

2)茅ヶ崎で人気の「スポーティフ」

茅ヶ崎発のリゾートカジュアル、「スポーティフ」 Photo by T.I.

 同ブランドを立ち上げた岩倉瑞江氏は茅ヶ崎を代表する経営者の1人です。

 1970年代に伝説のカフェ「ブレッド&バター」を出店させ、女性のための新しいウェアブランド「スポーティフ」を設立。サーファーガールのためのウェア、テニスウェア、フィットネスウェアを作り、スポーティフの原型となるリゾートカジュアルウェアに到達し、地元で人気のブランドとなっていきました。

 オリジナルパターンの生地をデザインし、着心地を考えたモノづくりをしている姿勢に共感する女性が非常に多いようです。同店もマークイズの目玉の1つです。