埼玉県が最下位から脱出
ワースト1位になったのは?
では、残念ながら観光意欲度が最も低かった都道府県はどこだろうか。
47位は、茨城県(28.9点)だった。前年46位から1ランク下がり最下位となった。
一方、前年47位だった埼玉県は46位(29.6点)へ上昇。45位は佐賀県(29.7点)で、前年と同じ順位だった。
「埼玉県が順位を上げたのは、前年に最下位になったことによる効果もあるだろう。最下位になると、地元から『こんなに観光スポットがあるのに』といった情報発信が増える。過去にも同様の現象が見られた」
また、埼玉県が観光意欲度で下位にとどまる理由について、近隣の地域との関係を指摘する。
「埼玉県は観光意欲度こそ低いが、住む場所としての評価は比較的高い。東京都や神奈川県が近いため、埼玉県ならではの魅力が見えにくいのかもしれない。佐賀県も福岡県と長崎県、滋賀県なら京都府、福井県なら石川県というように、知名度の高い都府県の隣にある地域は、魅力が伝わりにくい傾向がある」
2026年は、全国の約6割にあたる29の都道府県で、観光意欲度が前年を上回った。
観光地の魅力は、名所や特産品だけでは測れなくなっており、その土地ならではの体験にも広がっている。ドラマの舞台を訪れたり、温泉街で写真を撮ったりすることも、旅行先を選ぶきっかけになっているようだ。








