『和田裕美の営業手帳』の長年の愛用者から「書き込んだことが実現する」「願いがかなう不思議な手帳」といった声が寄せられている。手帳がおまじないになっているわけではなく、書き込むことによって目標として明確に意識づけられることで実現率が高まっているだけ、というのが和田さんの考え。今回は「夢」と「目標」の違いについて、そして書いたことが実現したというメンバーのいる大阪の読書会からの報告をお届けする。

夢に期限をつけたら目標になる!

「和田手帳には不思議な力があって、なんと!! “願いが叶う” のです!!私は、月初め(もしくは終わり)の空いているページに毎月の新月のお願い事を書き込みます。そして次の新月のときに見返してかなったことをマーカーします。すると、不思議と叶っていることが多いのです」

 この感想は、私こと和田裕美の本を読んでレビューし合うという「陽転わくわく読書会」を北海道の旭川で主宰してくださっている米林あかねさんからいただいたものです。

 こんな手帳体験があるとは!?と私もびっくりしました。

 また、私が神社好きのせいもあるのか(?)、他にも手帳をお守り代わりにしてくださる方がいらっしゃいますが、誤解なく言いますと、実際には残念ながら私にはそんなパワーがないのです。よって、とくにパワーを込めたりしているわけではありません。(笑)

 でも、10年前に出した『世界No.2セールスウーマンの「売れる営業」に変わる本』で書いていますが、夢は「いつか、いつか」と期限がない状態よりも、「いつまで」という期限をつけて目標に変えたほうが、断然実現しやすくなるのです。そこに行動が生まれるからです。