なぜ人は半沢直樹に動かされるのか。
その原点は、メンタリズムにあった!?
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ドラマ『半沢直樹』にはメンタリズム的要素がたくさん隠されています。そして私は、このドラマの中には、人を動かす極意が3つ隠されていると思っています。
まずひとつは「信じる」と言うこと。
「俺たち銀行員は、最後は経営者を信じるしかないんだ」
第9話で、半沢が言ったひとことに、そのことが集約されています。ドライでシビアなビジネスの世界でも、やはり最終的に現場を動かしているのは「人」です。そして、打算や駆け引きにまみれた生々しいビジネスの最前線でも、やはり最後は「人間関係」がものをいいます。
その人間関係の根底にあるもの。それは相手を「信じること」だと私は思っています。相手を信じることで良好で強い人間関係を生み出していくのです。
ただし、メンタリズム的にはただ信じるだけでは、残念ながら正解とは言ええません。大切なのは、「信じていることを相手に伝える」というステップです。
それにもちゃんと理由があります。